【マヤ暦】家族関係の悩みは相性に関係ある?子育ての実体験からわかることを詳しく紹介!
人の悩みの原因、何かご存知ですか?
仕事のこと、お金のこと、子育てのこと、家族やご夫婦関係のこと、問題は多岐にわたるかと思いますが、実は、突き詰めてみると同じ問題に当たるのです。
それは、人間関係、です。
人の悩みの9割は人間関係、とまで言われているのをご存知ですか?
その人間関係のうち、親子関係での問題を抱えている方がとても多く、中でも母親との関係で何かしらの問題を抱えている人は、大人になってからも様々な場面での人間関係で問題を感じやすいと言われています。
だからこそ、人間関係の中でも母親との関係はとても大切。
その人間関係の改善や、円滑な流れを作るのにマヤ暦はとても役に立つのです。
Contents
マヤ暦って?
マヤ暦という言葉を聞いたことはありますか?
暦=カレンダー、のことです。
その言葉の通り、マヤ暦とは古代マヤ人が作ったカレンダーです。
古代マヤ人は天文学や数学に長けており、独自のマヤ文明を築き上げました。
農耕を主要にしていたマヤの人々は天体の動きを観察して、天文台なども作っていました。
その天文台を使って種まきの時期や収穫時期を測っていました。
その農耕を営んでいた人たちとのカレンダーとは別に、神官や巫女さんのような方たちが使っていたカレンダーが存在していました。
それをツォルキン暦と呼びました。
このように、マヤ人は職種、用途などに応じてそれぞれカレンダー(暦)を使い分けていたと言われており、そのカレンダーの種類は17〜20種類もあったと言われているんですよ。
ツォルキン暦から分かること
マヤ人は、人々の個性や運気のバイオリズムは、生まれた日にちに大きな影響を受けると考えていました。
生まれた日の天体の動き、すなわち、宇宙のリズムに大きな影響を受けていると考えていた、ということですね。
ですが、生まれた日は偶然ではないのです。
ツォルキン暦では、生まれた日にその影響を受けている、という考え方ではなく、今回の人生でどんな生き方をしていきたいのかを決めていて、そのために必要なエネルギーの流れる日をお誕生日に選んできた、という前提のもと作られているんです。
そんなツォルキン暦から分かることを簡単にまとめてみました。
個人の特性
向いている仕事・役割
運気のバイオリズム
自分だけの開運日
エネルギーの高い日(疲労が溜まりやすい、気持ちがザワザワする日)
告知、発信するのに最適の日
周囲の人との関係性
お誕生日だけで、実に様々なことが分かるのが「ツォルキン暦」なのです。
この中で注目していただきたいのが、周囲の人との関係性、です。
マヤ暦で見る関係性とは
マヤ暦で見る関係性とはどんなものでしょうか?
関係性がある、ない、という説明をする前に、マヤ暦・マヤ人における死生観を理解していく必要があります。
マヤ人は、人は目に見える肉体・目に見えない精神面(魂)の両方が揃って成り立っていると考えています。
肉体部分は20%、精神面は80%、という思想です。
今よく耳にする「顕在意識」「潜在意識」というのもこれに当てはまります。
顕在意識とは、自覚しやすい自分、自分でコントロールできる領域、といった感じですね。
一方で潜在意識とは、無自覚な自分、咄嗟の場合に出てくる普段は眠っていてスルーしてしまいがちな領域、という感じです。
普段私たちが現実社会を生きていくために主に使っている「顕在意識」は意識の中でほんの一部分で、「潜在意識」の方が意識の中で大部分を占めているのです。
だからこそ、目に見えない部分(精神面)・奥に隠れている部分(潜在意識)が重要だという思想が根底にあるのです。
これは、現代社会における思想にも通じるものがありますよね。
そして、その精神面(魂)は目に見える肉体が老朽化して抜けた後、また輪廻して新たな肉体に宿り直す、という思想がマヤ人の中にはありました。
マヤ人というか、かつての我々の祖先にもそういった思想はありましたよね。
なので、マヤ暦での関係性とは、現代における関係性のことだけではなく、魂レベルでのつながりを表しているのです。
なので、関係性がある=前世からの繋がり、と読むのです。
関係性がないと、ダメなの?
前世からの繋がり、と聞くとご縁が深く赤い糸のようなイメージでとても相性が良い!と思う方も多いかもしれませんね。
けれど世の中には「腐れ縁」という言葉があるように、縁が例え深くてもお互いがどう捉えてその縁を使うかによっては全然違ったものになってしまうこともあるのです。
なので
関係性がある=相性が良い・深い繋がりのある特別な関係
関係性がない=相性が良くない・希薄な関係
というわけではありません。
どれくらいの距離感で付き合う相手なのか、なんとなく相手の考えていることが掴みやすいのかそうでないのか、といったお互いの付き合い方の目安になるものですから、その点は勘違いされませんようにご注意くださいね!
関係性には種類がある?
関係性があると一言で言っても、その種類にも様々なものがあります。
簡単に説明すると
自分の理想が詰まった憧れの相手との関係
そばにいてくれて居心地が良い古くからの知り合いのような関係
相手の仕草や行動、思考などが魅力的でキュンキュンしちゃう関係
やることなすこと正反対でなかなか噛み合わない関係
などなど色々あります。
この関係性こそが、実は冒頭に出てきた親子関係において悩みを生むことも出てくるのです。
私と母とマヤ暦と
私は母のことがずっと怖かったです。
なぜならば、私のやることなすことが気に入らない様子で、母の思ったようにしないと無視される、といった具合でした。
ここで一番怖かった理由は、母が何が気に入らないのかをこちらが察知しなければいけなかった、ということでした。
母は腹が立ったり気に食わないことを説明することなく、突然無視を始めるので、何がいけなかったのか、どうして怒っているのかは子供の私にとっては全て手探り状態でした。
どうやったらご機嫌が直るかな、と様子を見ながら話しかけても無視をされる、そしてまた落ち込む、そんなことを繰り返していくうちに、母にばかりアンテナを向ける子供時代でした。
そのうちに気がつくのです。
あぁ、お母さんは自分がしたことないこと、自分が経験したことない世界に私が足を踏み入れることが嫌なんだな、と。
母はマヤ暦で見ると完璧主義の人、自分の本音を言える人はごく限られた人だけで良い、自分の世界に大切なものをしまい込んでおきたい、そういった性質を持っている人でした。
その上、世間体も気になるため、私の外での成果や評価は、母親としての自分の評価とつながっていると感じているような人でした。
そのため、母の枠や世間の枠から逸脱する私を、母はなんとか閉じ込めたくて、思い通りに私を動かす術として「無視をする」ということを選択したようでした。
それは功を奏し、ある程度の年齢まではその通りに生きていましたが、やはり我慢の限界がきます。
元来、じっとしていられない、常に新しいことにアンテナを貼る私は母の思い描く「世間体の良い生き方」から少しずつはみ出していきます。
ですが、なんとか怒らせないように言葉や対応を工夫することを長年の流れて身につけていた私はなんとか自分の思う道を貫き通すこともできました。
そんな私がマヤ暦に出会ったことで、母が私にしてきたことの理由を見つけることになったのです。
母にとって娘は「憧れの関係」
母と私はマヤ暦で見ると【関係性がある】親子関係でした。
その関係性の中での、母から見て娘(私)という存在は憧れの存在と感じる関係、でした。
一見とても仲の良い親子になりそうな関係ですが、実はこれは親子関係においてハードルの高い関係性でもあるのです。
前述のように、母は完璧主義で世間体を機にする傾向が強い人でした。
そのため、母親は子供を指導するべき、という固定概念が強い人でもあったわけです。
教える側の人間(母)が、教えて育てていくべき人間(娘)を手本とする・憧れの存在と認める、ということは精神的負担が大きくなるのです。
だからこそ、親側がどう受け止められるかがカギとなる親子関係だったのです。
これをマヤ暦を学んで知った時に、目から鱗が何十枚も剥がれ落ちたような感覚になったのです。
だからお母さんは私を縛り付け、自分の価値観の枠で閉じ込めることで自分が有利でいられる立場に固執していたのか!!
と気がつけた瞬間でもありました。
母には母なりの葛藤があり、幼い頃から家庭の経済事情により我慢の多かった母にとって、どんな苦境に立たされようとも這い上がるバイタリティのある私は、そんな生き方もあったのかと驚き、戸惑い、そして認めたくないことだったのかもしれません。
また、手の届くことに娘を置いておくことは、何かあったら自分が把握してカバーができるという母なりの愛もあったのだと思えるようになったのです。
そんなことに気がつけたら、母という存在を心から受け入れることができて、母に対する恐怖も、恨みも、嘘のように消えていったのです。
「あんたはすごいね」
そんな母との関係で、私が唯一救われた言葉があります。
当時、子育てに奮闘していた私。
娘の療育に通い、息子の通院に入院・手術、それに加えて仕事など様々なことを一人でこなしながら、自分の夢を見つけて隙間時間を見つけては日々勉強していた頃。
「あんたはすごいね。私だったら、そんなことは無理だった。良いお母さんになったね。」
とある日ぽろっと母が私にそう言ったのです。
母は私のことを「憧れの存在」として素直に受け入れてくれたのだと思うと、母には期待しないと思いながらも、やはり長年の思いが報われたようにも感じました。
親子関係は、距離が近いからこそとても難しいこともあります。
遠慮がない分、自分の分身だと思いがちな分、たくさんの葛藤が生まれやすい場所でもあると思うのです。
だからこそ、相手を知ることを怠ってはいけないのだと思います。
それが身近な存在であればあるほど、大切な作業だと私は思うのです。
まとめ
人として生まれて、初めて向き合う人間関係は「親子関係」です。
その親子関係が円滑であるかどうかは、その人の人生において重要な意味を持ちます。
だからこそ、マヤ暦のようなツールを使って相手を知ることは、長い親子関係を幸せな気持ちで満たすために必要なアクションでもあります。
自分が見る自分の子供は「親の色眼鏡」をかけて見ている場合もあるからこそ、俯瞰的で客観的に子供を見る機会を作って欲しいものです。
ある産婦人科では、退院するお母さんにマヤ暦で見るお子さんの特性をお伝えしているんだそうですよ。
この子には私とは違う無限の可能性がある、健康で生まれてくれてありがとう!
この気持ちを大切に育てるためにも、とっても素敵な活動だと思いました。
あなたも、そんな気持ちを思い出すために「マヤ暦」を使ってみませんか?