言葉が作るあなたの「脳」と「人生」!ポジティブな思考を育てる方法も!

あなたはどんな方法でコミュニケーションを取りますか?
話すことができる方であれば、やはり目の前のお相手とコミュニケーションをはかるために最初に使うのは「言葉」ではないでしょうか。
言葉は毎日使い、聞き、目に触れるものです。
コミュニケーションを取るための言葉以外にも、自分へかける心の中で使う言葉、SNSなどで並んでる文字で読む言葉、など、私たちの身近なところには、たくさんの「言葉」があふれています。
その毎日何気なく使っている言葉にどんな力あるかご存知でしょうか?
発せられた何気ない言葉が、あなた自身や届いた相手の脳へ影響を大きく与え、人生をも左右する力が秘められているのです。
言葉はただ自分の思いを伝えるための「ツール」ではなく、あなたの人生を動かす「トリガー」の役割をこなしているのです。
その結果、あなたが毎日何気なく使う言葉の数々が、10年後、20年後のあなたを着実に作っていくと言っても過言ではありません。
それは、ポジティブな思考を育てる方法でもあるのです。
なので、言葉の選択は人生の選択とも言えるのです。
なぜ、普段の言葉遣いにそんな力があるのでしょう。
それは、脳の機能によるものです。
言葉が未来を作る、これはただの感覚的なことではなく、脳科学的に見た「事実」であるのです。
そこでこの記事でわかること
- 言葉が作るあなたの「脳」と「人生」について
- ポジティブな思考を育てる方法
についてご紹介していきます。
Contents
人生を変える「言葉」と「脳」の仕組みとは?

あなたは感情はどこから生まれると思いますか?
綺麗なお花を見た時の気持ちや、可愛い動物に触れ合った時の気持ち。
新しいことに挑戦するときの気持ち、心無い言葉をかけれらた時の気持ち。
感情は思考や経験から導き出されるものですが、この場合脳内で何が行われているかというと「セルフトーク」です。
綺麗なお花を見て、この花弁のグラデーションが素敵なカラーリングだな。
動物さんを見て、なんて愛らしい仕草をこの動物さんはするんだろう。
新しいことに挑戦するときには、失敗したらどうしよう。
言葉に傷ついたときには、あの人はきっと私のことが嫌いだからあんなことを言うんだ。
こんなセルフトークを無意識のうちに脳内で繰り広げた結果、それに見合った感情が生まれてくるわけです。
それは、幸福感や愛であったり、不安や悲しさだったりするでしょう。
この感情を引き起こしているのが、実は「言葉」なのです。
人は自分の中で自分にかけているこの「セルフトーク」によって、大きく感情が支配されているのです。
ポジティブな言葉とネガティブな言葉による脳内変化!

人に話すときには意識的に前向きな言葉にしている人でも、誰も聞いていないような脳内であればどうでしょうか。
もしかしたら、ネガティブなセルフトークを繰り返しているのかもしれません。
このセルフトークによる「ネガティブな言葉」が及ぼす影響はホルモン分泌にも大きな影響を与えるのです。
先ほど、言葉は感情を生み出す「トリガー」の役割をしているとお伝えしましたが、この感情が生み出すものはホルモンです。
落ち込んだときにどなたかにかけていただいた言葉で、悲しかった気持ちが和らいだり、前向きな気持ちになった経験はありませんか?
この「気分が変わる」というのは、かけられた言葉を引き金として、脳がホルモン分泌することによってもたらされた科学変化の結果なのです。
では、どんなホルモンを出すのか?
ネガティブな言葉を聞いたり言った場合には、コルチゾールというホルモンを分泌します。
これは、脳がストレスを感じたときに自分自身を守るために出すホルモンです。
なので、脳にとってネガティブな言葉はストレスを与えるものである、ということがこの時点でハッキリ分かるわけです。
このコルチゾールが過剰分泌されるとどうなるのでしょうか。
やる気がなくなったり、気分が落ち込みやすくなり、睡眠の質も下がります。
そして、その結果、肥満体型にも繋がっていき、成人病リスクを上げてしまう可能性もあります。怖いですよね。
一方で、ポジティブな言葉を使うとどうなるのかというと、ドーパミンやセロトニンというホルモンを出します。
幸福度を感じられ、行動的な気分になるホルモンです。
このように、言葉というのは口から発していなかったとしても、脳内で自分自身にその言葉をかけていたら、毎日こういったホルモン分泌が知らぬ間に行われている、ということにつながっているのです。
言葉による人生の変化!

前述したように、言葉を変えることで分泌されるホルモンが変わることをご説明しました。
また、言葉は感情をも生み出し積極性も引き出してくれるため、言葉を選ぶことによって行動面でも大きく変化していきます。
例えば、「やる気が出たら〇〇をする」という言葉があります。
この「やる気」。残念ながら、待てど暮らせど勝手には出てきません。
感情=やる気、を引き起こすための言葉・行動があってはじめて、脳が動き出し、集中力をもたらし、意欲的な気持ちを引き起こしてくれるのです。
なので、まずは
「やるぞ!!」
と自分で声に出してしまい、動き出してしまうことが、結果として「やる気」を引き出し持続させることになっていきます。
人生をより良い方向へ変えていっている人は、どの人を見ても間違いなく「行動」しています。
ただぼんやり座っているだけで、人生が豊かになる人はいないのです。
占いも行動を促すために使う!
私は普段、鑑定士として活動をしており、その占術を講座として教える講師もしています。
言葉を使うお仕事をしている人は、ぜひ、この脳の仕組みを使っていただきたいと思います。
なぜクライアント様は占いを受けにくるのだと思いますか?
悩みの種類は違えども、解決したい問題があり、前を向いて進んでいきたい、という気持ちがあるからいらっしゃると思うのです。
では、お相手がそうなれるためには、どんな言葉を紡いだら良いのでしょうか?
ダメ出しをされた、良くない星を持っていると言われた、と別の占い師に言われて以来、そのことをずっと気にしていらっしゃる方が私の元へ鑑定を受けにいらっしゃいます。
そりゃ、落ち込みますよね。
言葉が感情を生み出すトリガーなのですから、ネガティブな言葉を浴びせられたら、気になってしまって悲しい、不安な気持ちが引き出されてしまうのですから。
そして、その言葉を脳内で反芻することによって、不安は解消されるどころか、その不安を増長させるような出来事ばかりを脳が日常の中で意識的に選び取るようになるのです。
鑑定士だけではなく、人のお悩みや痛み、悲しさに寄り添うお仕事をされていらっしゃる方、これからしていこうかと考えていらっしゃる方にこそ、しっかりと脳と言葉の仕組みをご理解いただきたいと思います。
クライアント様の心を沈ませるような言葉は、相手の心だけではく、自分自身の心の歪みともなり、その歪みがまた、違うクライアント様の心の沈みにつながっていきます。
言葉を使うお仕事をされる方は、まずは自分自身を整えること、そして、そのための方法を正しく学ぶことから始めましょう。
起業ブームとも言える昨今だからこそ、心を扱うようなお仕事をされる方こそ、真のプロ意識を持って臨んでいただきたいと、強く願っています。
知識だけを溜めること、技術だけを磨くことで、果たして真のプロであると言えるのか、今一度考えていただきたいと思います。
まとめ:脳の仕組みを知れば、人生は変えていける!
言葉と脳の仕組みを知りさえすれば、自分自身を整え、仕事も順調に進み、不安を感じることも少なくしていくことが可能です。
みなさん、その仕組みを知らない方が多いので、SNSなどを見ていても残念だなぁと思うことが多々あります。
この記事を目にしてくださったあなたは、少しでも人生を心豊かで楽しいものにしたい、という願いを持っていらっしゃるのではないかと思います。
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人生を変えるのはあなたの紡ぐ言葉に鍵があります。
ぜひ、言葉を整えて人生を整えていきましょう。
お待ちしております。