40代から始める占い学び方ガイド!四柱推命?マヤ暦?数秘術?もう迷わない選び方!

「占いを学んでみたいけれど、どれを選べば良いのか分からない…」
「私に本当にできるのかしら…」
そんな風に感じたことがあるからこそ、この記事を目に留めてくださったのではないでしょうか?
占いの世界はとても奥深く、種類も豊富です。
私は普段、複数の占術をもとに鑑定をし、その占術を教える講座を開講しています。
そこへいらっしゃる方から「どれから学ぶのは良いでしょうか?」というご質問も多くいただきます。
私の占術にフォーカスしますと、マヤ暦なのか、四柱推命なのか、タロットなどのカード占いなのか、自分に合っているもの、自分が望む方向へ行くためにはどの占術が良いのかと迷われてしまうのも納得です。
特に、40〜60代という人生の節目に立つ女性たちにとって、「学ぶこと」は単なる趣味を超えた意味を持ちます。
これからの人生をより豊かに生きたい、誰かの役に立ちたい、自分らしく輝きたい――そんな想いがある方も多く、その想いが占いの学びへの一歩となるのでしょう。
その一方で「もうこんな歳だから今さら何かやっても…」と躊躇されていらっしゃる方も多いのも事実です。
学び始めるのに遅すぎることはありません!!
この記事では、あなたにぴったりの占いの選び方や、学びやすい組み合わせ方、さらにはコーチングを取り入れた自己理解の方法まで、やさしく丁寧に解説します。
占いを学んでみたい!でも、何から始めるの?

占いの世界は、ちょっとのぞいただけでも多くのジャンルがあり、興味を持った瞬間に「選べない問題」にぶつかる方がとても多いです。
例えば、生年月日で占えるものから、手相や人相などの「その時のエネルギー状態」を占うもの、潜在意識を引き出すカード占い、など、ざっくりと種類分けしただけでもたくさんの種類があります。
それだけではなく、学ぶものに対して慎重に選びがちにもなるのがこの年代の特徴です。
それはなぜでしょうか?
40〜60代の女性にとっては、今後の人生において「せっかく学ぶなら、役に立つものを選びたい」「時間もお金も無駄にしたくない!」という気持ちが強くなるもの。
だからこそ、選ぶ時にどうしても力が入りやすく、これを学んだらどうなるだろう、何になれるだろう、という「今」ではなくその先のことばかりに気を取られがちなのです。
でも実は、「どれを選べばいいのか分からない」という状態は、悪いことではないのですよ!
心惹かれる占術が多くあるということ、それはあなたの中にたくさんの可能性がある証でもあるのです。
起きてもいない未来に不安を感じて足を踏み出せない状態から、占術の良さを知り、自分の未来へ向けて一歩を踏み出すきっかけにしていただけたら嬉しいです。
占術の特徴とおすすめポイントを比較!
では、私の持っている占術でその特徴を比較をしていきますね。
【四柱推命】
生年月日と生まれた時間を使って、その人の特徴や運勢のバイオリズムを読んでいくものになります。
中国発祥の自然哲学を元にした占いで、4つの柱を使って推命していくことからその名前がついています。
この4つの柱を元にして、自分の「人生の設計図」を読み解いていけるものとなっています。
具体的に言うと、生まれた家庭や幼少期の過ごし方、仕事や対人関係での行動の取り方、パートナー像、そして、晩年に向けての人生の流れを読み取ることが可能です。
非常に理論的な内容となっていて、まさに「学問」とも呼べる四柱推命は、データに基づいた占術を好む方にはピッタリです。
私の生徒さんでも、看護師さんや男性にも人気のある占いです。
漢字が多く、難解にみられがちな占いですが、占える内容は非常に多く、占いを仕事としていきたい方には、これ1つあれば必ず強い味方になってくれる!と宣言できる占いになっています。
マヤ暦
こちらも四柱推命と同じく、生年月日を元に見ていきます。
自分自身の顕在化された行動の取り方、思考面を読み取り、また、潜在的に隠れた特性や才能を知ることで、人生の可能性を広げていける占術です。
マヤ暦における最も大きな特徴は、1年の日数が私たちが普段使っているグレゴリオ暦の365日とは違っているという点でしょう。
この260日のカレンダーの流れを知るだけど、気持ちがザワザワしやすい日なんだ、今日は何かを始めるのにピッタリの日だ、といった感じに、自分の過ごし方やエネルギーの使いどころなどを目に見えた形で知ることができるようになります。
この260日の流れを知ることで、日々を過ごす意識が変わると言われており、自分の望む現実創造をしやすくなります。
また、他の占術では「相性が悪い」と一刀両断されかねないような相手のことも、マヤ暦は「受容する」という観点を持っています。
どんな相手もあなたとの縁には必ず意味がある、ということを優しく語りかけてくれる戦術になっています。
なりたい自分がある人、複雑な学びよりも感覚的に知りたい方、周囲の人への感じ方・捉え方を変えていきたい方などには非常におすすめの占いです。

数秘術
数秘術も同じく、生年月日を使う占術です。流派によっては、名前を使うところもありますが、私が使っている数秘術は名前は使わないものになっています。
数秘術は哲学者ピタゴラスが体系立てたと言われており、こちらも学問としての要素が強いものでした。
世の中にあるすべてのものは、数によって支配され、数によって解明できる、とまでピタゴラスが言い切っているように、数字の意味や成り立ちを知ることで各個人の特性を読み解けたり、運気のバイオリズムを知ることが可能です。
数秘術の最大の強みは、西暦を知らない相手でも「この人はこういうところがありそうだなぁ」とお誕生月日だけでも十分に予測できるということでしょう。
非常にシンプルでありながら、日々の生活の中でも活かすことができるのが数秘術。
占いを学んでみたいけれど、まずは簡単にできるものを、という初心者の方にはおすすめの占術になります。
カードリーディング
タロットカードやオラクルカードといったカードを使って占うものになります。
中でもタロットのように意味がしっかり解説されているものですと、初心者の方でも占いやすく人気のある占術になります。
こちらは生年月日を使うことはありません。
その瞬間のその人の潜在的な気持ちをカードで拾い上げるものとなりますので、占いで出た結果は引くたびに変わることが多くなります。
そのため、引く前にしっかりとどういう質問の答えが欲しいのかを、自分自身の中で決めておくことが重要です。
引いた後で、これはこういう意味にしようかな、と後付けしてしまうと本当の意味での占い結果では無くなってしまうからです。
ですが、他の占術にはない強みがこの占いにはあります。
それは、「今の相手の気持ちを知りたい」「AかBかどちらを選択したら良いだろうか」というその瞬間の気持ちを後押しするような結果を得られること、でしょう。
日々の小さな決断から、大きな仕事のチャンスへの決断など、決めるのは自分とは言えやはり決断への背中を押して欲しいものです。
そういった時には、カードリーディングは強い味方になってくれることでしょう。
風水
風水も四柱推命と同じく中国発祥の環境学です。
空間にもエネルギーがあり、そのエネルギーの流れがその空間に住む人たちにも影響を与えている、というものです。
なので、空間のエネルギーを整えることで、運気を上げていくことができるという思想で、四柱推命のように変わらない占いで出た結果に対して、風水の思想をもとに足りないエネルギー、多すぎるエネルギーをインテリアや方位などを取り入れることで整えていけるというものです。
西が金運、というようなのをメディアなどを通してご存知の方も多いかもしれませんが、実は、変わらない占いと組み合わせることで風水の本当の良さが生きてきます。
そのため、この占いに関しては、四柱推命や九星気学と呼ばれる占いを体得していらっしゃる方に開運術としておすすめです。
占術の組み合わせで生まれる効果

仕事にしていく上で、占術を1本に絞ってその専門性を大切にしている人もいらっしゃいますが、私は上記のように複数の占術を使って鑑定しています。
その理由は、それぞれの占術には「強み」があり、クライアントさまのお悩みに対して、それぞれの強みがが活かせるように臨機応変に対応することが可能となります。
そうすることで、クライアントさまの満足度を格段にアップさせることも可能です。
それだけではなく、たくさんの占術を学ぶことは自分にとっても良い効果をもたらします。
多くの占術の思想を多角的に学ぶことによって、自分の思考力も広がりますし、どの占術の根っこは同じであることを知ることができます。
それにより、より立体的に占術を理解できるようになるのです。
私は占いだけではなく、瞑想や呼吸法などのセルフケアのものや、コーチングという内面をしっかりと掘り下げて自分の「本当の声」を知る手法を織り交ぜたりもしています。
自分がどういった形を目指しているのか、どういった学びのスタイルを望んでいるのかにもよって、取り入れていくものについて検討していくと良いでしょう。
セルフコーチングによって自分の適性を知る
どの占いを学ぶか迷っているときこそ、実は「自分を知る時間」に注目していきましょう。
どのようにして「自分の心の声」を知れば良いのか?そんなときにおすすめしたいのが、「コーチング」という考え方です。
コーチングとは、質問を繰り返すことであなたの中にある答えを引き出すサポートのことを指します。
簡単にできる【セルフコーチング】のご質問をご紹介しますね。
- 自分はなぜ、占いを学びたいの?
- 自分や家族のことなどを知りたいから?
- 仕事にして、誰かのお役に立ちたい、と思っている?
- 自分はどんな学びを望んでいるの?
- 対面などでしっかりと学べるもの?
- 生年月日を元にした、一生変わらない占いを学びたい?
- タロットなどの感覚派の占いを知りたい?
この2つについて、しっかりと考えてみることで、ご自身にとって最適なスタイルが見つかるかも知れません。
それでも答えが出ない!という時には、入門講座や相談会などに参加してみることがおすすめですよ。
まとめ
「なんとなく惹かれるけど、何を学べばいいのか分からない…」そんなモヤモヤも、学びの入り口としてとても大切です。
モヤモヤした気持ちを解消して学びに臨むためにも、自分自身のことをしっかりと振り返ることが大切です。
そして、この自分自身を知ることは、学ぶという観点のみならず、あなた自身の人生において必ず有益な結果をもたらしてくれるはずです。
ですが、考えても結果は出ないことも多いのも事実です。
というのも、思考というのは自分自身の過去の経験を元に、あなたの脳が答えを探し出す行為に過ぎないからです。
あなたが過去に占いを学び、それによって達成感を得た経験がないのなら、いくら考えても答えは出ない、ということにつながるのです。
その場合は、体験してみる、これに限ります。
思考優位になっている時には、その一歩がなかなか出ないもの。
人生を動かすためには、実際に行動に出ることが大切なのです。
いろいろとトライすることであなたに合った占術は、必ず見つかります!
「もうこんな歳だから」ではなく「今日が私の人生で一番若い日」と言い換えてみましょう。
あの時学んでいたら良かった、そんな気持ちを残して人生の幕を引かないよう、占いを通して、占いを学ぶという姿勢を通して、あなたの人生がより彩り豊かなものになりますよう、お祈りしております。