自信のある人・ない人の違いは?自信の付け方&失敗は財産!
私は副業・本業として鑑定士というものをお仕事にしていけるところを目指す講座を開講しています。
鑑定に関する知識や言葉の選び方に加え、オンラインでの鑑定の仕方の注意点などの実践的なことまでしっかりとレクチャーしています。
そこまでしていても、デビューしないまま燻ってしまう方も多く見てきました。
その方たちの共通の言葉が
もう少し自信がついてから始めようと思います。
というものでした。
皆さんは自信の付け方はご存知ですか?
自信をつけるために必要なことはなんでしょうか?
自信満々に輝いて見える人たちは、なぜ自信があるように見えるのでしょうか?
鑑定士に関わらず、自信を持ちたい方にお伝えしたいことをご紹介していきますね。
Contents
自信はどこからやってくる?
講師仲間とよく話すのですが、自信がないのでまだお金を頂くことはできません、という生徒さんが本当に多いよね、ということです。
なので無料モニターから始めて自信をつけてから有料にしたい、というものですね。
ここで勘違いしないでいただきたいのが、無料でやることがいけないわけではありません。
無料で募集することに明確な意図を持ってさえすれば、それはそれでも良いのです。
例えば、無料でたくさんの方と交流する中でデータ収集したい、口コミ感想をもらって自分という存在の認知度を上げていきたい、などもそれにあたるでしょう。
そうではなくて、自信がないから無料でする、数をこなすことで自信をつけたい、というのはNGです。
厳しい意見ですが、無料でいくら人数をこなしても自信につながることはありません。
それはなぜでしょうか?
責任の大きさが有料と無料では全然違ってくるから、なのです。
有料と無料の大きな壁
無料でするということは、自分の自信のなさを表していると同時に、無料なんだから文句を言われることも少ないだろう、という逃げ道でもあると私は考えています。
要するに、自分がこれでやっていくのだ!という【覚悟】を持てていない、ということでもあるのです。
その逃げ道のある中、覚悟が決まらない中で何人集まってくれたとしても
「これくらいで良いだろう」
という甘えも発生しますし
「無料だから来てくれたんだろうな…」
という疑念も残ることになるため、結局、有料に踏み切れるだけの【自信】を身につけることは難しいのです。
なので、生徒さんたちにもいつも話すのですが、決して無料ではしないこと。
それは友達でも、です。
なぜならば、無料で開催することは、提供する側にも受けた側にとっても良くない結果となることがほとんどだからです。
無料の弊害
無料でサービスする、無料で受ける、なんだか一見すると良いことをしたような、得したような気になるかもしれませんが、無料で受けるものでは受ける側にもしっかりと聞く覚悟、が出来ないのです。
お金は「対価」です。
それは、サービスを提供する側、受ける側、どちらにとってもです。
提供する側としては
これだけいただいたのだから、それ以上に満足していただけるものでお返ししよう!
という覚悟で向き合うこともできますし、受ける側としては
これだけ払ったのだから、得たものを無駄にしないようにしっかりと自分の中に落とし込んで活用していこう!
と本気で受け取ろうとする覚悟に繋がるのです。
とはいえ、最初から高額設定は難しいでしょうから、今の自分ならこれくらいかな、を少し上回る金額に設定することが大切です。
その覚悟の中で臨んだことは、いずれあなたに自信をもたらしてくれることでしょう。
失敗なんて存在しない
また、自信がない、という言葉の裏には、失敗したらどうしよう、という不安な気持ちを抱えている人も多いです。
私もネイリストとして、鑑定士として活動し始めた頃には本当に緊張したものです。
それは、ちゃんとしなくちゃ!という気持ちで自分自身を追い込んでいたからです。
下手なことしてはいけない、失敗してはいけない、という気持ちに縛られていたのですよね。
ですが、失敗ではなく、それは単なる【経験】であり財産なのです。
その経験があるから、次に活かしていく事ができ、より良いものを提供していくための糧となり、ひとつ階段を登る事ができるのです。
恐れるあまり、その一歩すら出さずにいたら、その場に留まるのではなく、間違いなく後退していきます。
なぜならば、どんな知識も技術もアウトプットを辞めた時点で衰える一方だからです。
アウトプットを繰り返すことで、知識も技術も磨かれていくのです。
一歩を踏み留まり、後退していった仲間や生徒さんを何人も見てきました。
その一方で、とにかく前進する人は、その後活躍できている方が本当に多いです。
失敗と捉えるのは自分だけ
うまくいかなかった時、失敗してしまった!と萎縮してしまうかもしれませんが、その失敗をあなたの周りで覚えている人なんてほとんどいないのです。
人はそこまで他人のことに興味がないのです笑。
失敗した!と萎縮してしまうのはなぜでしょう?
自分に過度な理想と期待を持ちすぎていませんか?
その理想通りにできなかった自分を責めるのは辛いものです。
また、その理想や期待は【自分】ではなく、周りの誰かを意識しすぎていませんか?
あの人のようにやらなくちゃ、なんて具合に他人にばかり意識が向いていませんか?
100点満点を目指すより、及第点でも良いから今の自分が全力でやることだけに集中してみましょう。
成長に伴い、自分の目指す100点はどんどん高みになるのが当たり前です。
そこに近づく努力を重ねながら、及第点を出し続けることこそが本当に大切なことだと私は考えています。
その上で、反省するのではなく、得た経験を次にどう活かすのか、という視点を大切にしていただきたいです。
自信がないならつけるだけ!
自信は残念ながら、勝手にはついてくれないのです。
その昔、ネイリストの師匠に言われた言葉です。
私は合格率30%と言われる狭き門のネイリスト検定1級・上級までストレートで取得しました。
それでも、まだまだお金をいただいてのサロンワークに対して消極的だった私。
誰かにネイルするときに無料でしていないよね?3,000円でも良いからちゃんとお金を戴きなさい。
とアドバイスしてくださった師匠に対して
いやいや、まだ私なんてそんなお金いただけません。自信がついてからいただくことにします。
と返してたのですね。
そしたら、ズバッと一言師匠がこう言いました。
あなたの自信って、どこかから降ってくるわけ?そんなもの待ってたってやってこないよ。
自分で動いて取りに行くものでしょ!
お金を頂くというのは、覚悟料と責任料だから必ずいただきなさい!
目から鱗でした。
確かに、自信って何を基準にして湧いてくるものなのだろうか、と改めて考えた瞬間でもありました。
自信がつくまで行動するのみ
それからは、自信がないなら自信のない理由に向き合い、足りない自分を応援できるだけのもので補っていけば良いのだ、と考えるようになりました。
例えば、ネイリストならば毎日何本のファイル練習をする、ポリッシュの練習をする、ジェルの材料や塗り方、ブラシの研究をする。
鑑定士であれば、毎日何人を見て、出た結果をどう伝えるのかを本や人の会話から「言葉」の勉強をする。
講座開講講師であれば、どう伝えたら理解しやすいか、例え話を想像しながらシミレーションをする、という具合です。
とにかく、そのときそのときの自分自身の武器としたいものに本気で向き合う時間を取り続けました。
これだけの時間をかけて、本気で向き合ってきた。だから、私ならやれる!
そう自分を応援できるところまで持っていくようにしたのです。
本気で向き合った時間の分だけ、自信は後からついてきてくれるのです。
まとめ〜自信をつけるのは結果よりも過程〜
私は2年連続受験生の母をしています。
去年は中学受験、今年は大学受験の母です。
受験日というゴールに向かって逆算して学習を重ね、当日に悔いのないように全力を出し切るためには、マインドと共に鍛錬していく必要があります。
時間は有限だからこそ、その限られた時間の中でどれだけ向き合いたいものに割いてきたのか、という自分にだから分かることこそがマインドを育て、自信へと繋がります。
なので、他の人と比べて私は、ではなくて、自分に向き合って自分はそれに対してどう全力を出し切ったのか、これが本当に大切です。
他の人を気にする余裕があるうちは、まだまだがむしゃらに向き合えていない、ということでもあるのです。
がむしゃらに本気で向き合った結果が、残念ながら願った形に必ずなる保証はありません。
ですが、重要なのはそのがむしゃらに向き合ったという「過程」の方なのです。
本気で向き合ってダメだったのなら、その結果を踏まえて次に活かせば良いだけですし、もっとこうしたら良かった、という後悔を少なくさせることにも繋がるでしょう。
子供たちにも伝えるのですが、本当に大切なことは【今この瞬間】に全力を出すこと、自分と向き合うこと、なのです。
あとでやろう、明日やろう。
ではなくて
今やれることは今のうちに、今日やれることは今日のうちに。
この思考を重ねていくことで、自分のことだけに集中できるようになり、自分の中で経験としての「宝」に変わり、自分を応援するだけの「自信」にもなっていきますよ。
向き合った時間こそ、あなたの自信の「御守り」になります。
自信をつけたい!と思われる方は、どの分野においても他のものが気にならなくなるくらい集中して取り組むことをお勧めします。
そして
私はこれだけ向き合ったのだから大丈夫!必要なことしか起きないから大丈夫!!
これを声に出してみるのもお勧めです!
自信満々に輝いて見える人たちにも、この過程があり、そして、影では自分を奮い立たせているのかもしれませんよ!
とは言え、常に全力であり続けるなんてとっても大変なこと。
たまには、自分頑張ってるね〜と自分をしっかりと労る時間もとりましょう♫
人からの評価だけで自分の自信や価値を感じるのではなく、自分の中から溢れ出るもので自分を認めてあげること。
それができる人は、周囲から見ても自信に溢れ輝いて見えることでしょう。
労る時間、自分を褒める時間を持つからこそ、また頑張れる、ということにもなるのです。
自信も、自分の機嫌も、自分で取れる人間になっていきましょう!