「自分を愛する」が人生を動かす力!経験を宝物に変える「脳と心の整え方」
2018年、私は大学病院で「乳がんの疑いが強い」と言われて、検査を受け、その検査結果も一人で聞きにいきました。
待合室にはご夫婦や親子でいらしている方がたくさんいらっしゃる中、何の疑いもなく私は一人で順番を待っていました。
そして、診察室へ呼ばれ、一人で入って行った私を見て、医師は戸惑いの表情で「一人ですか?一人で結果を聞きますか?」と聞いてきました。
一人で聞く旨を伝えたところ、落ち着いて聞いて欲しい、という前置きとともにやはり乳がんであったこと、そして、全摘が最も望ましい治療法であることを告げられました。
「なるほど、それはどういった手術になり、時期はいつ頃になりそうでしょうか?」そう聞く私に対して、医師も淡々と説明をしてくれました。
乳がんだったから入院が必要だ、と周りに報告するとたくさんの方が私の代わりに泣いてくれました。
そして、泣かないでいる私に「どうしてそんなにあなたは強いの」と言ってくれました。
私は強いから泣かなかったのではありません。
病気を真正面から捉え、淡々と日々をこなし、子どもたちの行事を優先した手術日程を組めた理由。
そこには、私の脳が長年築き上げてきた「生存戦略」という答えがあったのです。
この記事は私の単なる闘病記ではありません。
人は自分の想定を上回る出来事に出会ったときに、自分を守るために脳がどう働くのか。
そして、病気を通して実感した限りある命という時間の大切さを、あなたの人生における気づきのひとつにしていただくためのものです。
感情を消すことで、生きてこられた毎日

私はどんなときにも動じない人間だったわけではありません。
むしろ、数々の衝撃的な出来事の濁流の中で生き抜くために、私の脳が「それしか選択肢がなかった」と判断したに過ぎませんでした。
かつての私の生活は、今の生活からは想像できないような日々の連続でした。
結婚後、娘が生まれたまさにその日に発覚したのは、元夫が隠し続けていた11社に及ぶギャンブルで作った多額の借金。
そして、それを家族ぐるみで隠蔽されていたという事実。
初めての子育てという未知の扉を開いた瞬間に、途方もない絶望がなだれ込んできたのです。
けれど、私は母の影響で家庭において女性は男性を支えるべきものであり、それこそが価値のある生き方である、
という母が大切にする価値観のプログラムの中で生きていたため、離婚を選択することはできませんでした。
そして、離婚をしないのであれば容易に人に話せる内容ではない、と自分一人の中に留めることにしていきます。
今なら迷わず子供を連れて新天地へと足を踏み入れていたでしょう。
けれど、当時の私にとっては植え付けられた「プログラム」こそが正解であると信じ続け、脳がバグを起こしていたことにすら気がつけていませんでした。
借金はその後二度、三度と繰り返され、その過程で人格を否定されるような日々の中で私は感情に蓋をすることで「命を守る」という選択を脳が下すことになりました。
その結果、多くの警告が身体に出現します。
私はパニック障害、突発性難聴、メニエール病という症状に襲われますが、それでもワンオペ育児の中で立ち止まることができませんでした。
娘には発達障害での療育が必要で、その後生まれた長男には先天的目の疾患による入退院を繰り返す必要があり、自分の「痛み」に目を向けるだけの余力がなかったのです。
自分の「痛み」よりも娘の成長のために奔走すること、長男の通院に目を向ける方がよっぽど大切で愛おしい時間だったのです。
どれほど辛い毎日であっても、感情に蓋をしながら笑顔を絶やさずにいられたのは、何より子供たちの存在があったからです。
彼らの笑顔が私の原動力であり、その笑顔を守るために、私は意識的に前向きで明るい言葉を選んで使っていました。
機械のように自分の感情を押し殺しながらも、今日を生き抜くことができた大きな理由は、「言葉の脳への力」と彼らへの「愛」にあったのだと今は分かります。
どんな課題にぶつかろうとも、何度も何度も立ち上がり続けたのは、私が「強い」からではなく、その現実に伴う感情を排除し、ただ目の前のタスクを子どもと共に生きるために処理し続ける機械のように過ごしていたからでした。
それが当時の私に脳がたどり着いた「生存戦略」だったのです。
脳の鎧が溶けた日──溢れ出した「本当の私」の言葉

私はその後離婚をし、子供を連れて3人だけの生活をしていきます。
誰にも振り回されず、人格否定されることもない毎日は本当に幸せで、子供たちと笑いあう日々は本当に楽しいものでした。
そして、その後再婚をし、6年ほど経った頃、冒頭にあったように2018年に乳がんを宣告されたのです。
その瞬間、私の脳は自分を守るために「感情を消す」という手段を選んだため、だからこそ「子供の行事があるため、手術は4月末以降でお願いしたい」、などと淡々と話を進めていき、術後に抗がん剤を使用するのか、放射線治療は取り入れるのか、という話もどこか他人事に淡々と聞いていたように思います。
必要であるというのであればやります、という考え方でいたので、命が終わるかもしれな恐怖や悲しさというものはそこに存在していませんでした。
それでも、夜布団に入ると無性に涙が溢れてきて、何が悲しくて、何が辛いのかもよく分からないまま過ごしていたこともありました。
きっと私の奥底では、生きたい、という願いがあったのでしょう。
そんな生活を送る中、ふと目にした「アニマルコミュニケーション講座」に思いたって飛び込みました。
動物たちと話したい、という強い気持ちがあったわけではなく、本当にただ気になったから、という理由でした。
このアニマルコミュニケーション講座との出会いが、私の脳の在り方を変えてくれました。
アニマルコミュニケーションでは瞑想で感じたもの、自分の大切な子たちと話してみた感想などを話し合う時間があったのですが、私はこれまで友人にすら自分の「本音」を言葉にしたことすらなかったので、言葉を出そうとすると喉が詰まって、涙だけが溢れてひとつも言葉が出てこなかったのです。
自分がそのときに感じた温かさや感覚について話すだけなのに、それすらできないほど涙が溢れたのです。
借金があると言われたときにも、娘に発達障害があると診断されたときにも、乳がんだと言われたあの日も泣けなかった私が、ただ今感じたことを言葉にしようとするだけで涙が溢れていたのです。
自分にとって衝撃的な出来事でした。
自分の感情にどれだけ長い時間蓋をして生きていたのかに、自分自身で初めて気がついた瞬間でした。
私は強い人間ではない、感情がない壊れた人間でもなかった。
ただただ、こうしなければ生きてこられなかったんだ、と、気がつけたのです。
2025年、再び向き合った「命の期限」と覚悟

そして、2025年の夏に入り、私は定期検診で別の場所に癌がある可能性がある、という言葉を突きつけられました。
すぐに検査をと言われ、検査できる病院を探し、一人で検査を受けにいきました。
乳がんの時と同じ行動でしたが、今回のは自分の命に向き合い、生きる意味をしっかりと考えた上でもし本当にそうだったら家族に話そう、と考えていました。
結果は陰性でしたが、その結果通知を手にしたときに、心からの声で「生きられる」という言葉と共に大きな声で泣きました。
そして、この癌かもしれない、と通達された時間にとことん命の時間に向き合い、私にだから残せること、私が生きてきた軌跡とは何か、を考えていました。
残念ながら、命あるものは必ず終わりを迎えます。
そして、その終わりは誰にも分かりません。
だからこそ、今ある命に感謝をすることこそが、命をいただいた私たちの役割であり、私はそれを一人でも多くの方に伝えていきたいと考えているのです。
嬉しい、楽しい、悲しい、寂しい、その感情全てが愛おしいのだと、生きられるからこそ感じられるものなのだと、心から伝えていきたいと思い、この活動をしています。
この活動を進める中で、私はやっと心から過去の自分と向き合うこともでき、あの頃の経験や葛藤があったからこそ、今目の前にあるすべての人に温かい気持ちで接することができる、という人生における「宝」を手にすることができました。
私の生きた「軌跡」を、あなたの道標に
この経験を糧に、自分の想いを濁らせることなく伝えていきたい。
そんな決意を込めて、この記事を書き記しました。
かつて、自分をまるで機械のように捉え、感情を置き去りにしていた頃の私には、決して見えなかった温かく彩りの景色が今、目の前に広がっています。
自分を知り、整え、慈しむこと。
それこそが「命」を輝かせ、人生を突き動かす真の原動力となり、周囲への愛と感謝に溢れる自分へと繋がっていくのだと確信しています。
今後は、講座という形を通じて、お一人おひとりの心にその灯(ともしび)を分かち合っていきたいと考えています。
いつ終わるか分からない不確かな生だからこそ、今この瞬間を「最高に幸せだ」と笑える。そんな毎日を歩むための、ささやかな道標としていただければ幸いです。
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自分の人生を自分の意思で整えていきたい、そう思われる方のお力になれると思います。
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