占い師の【言葉の力】!心得や語彙力と使い方も紹介!

私が占いを本格的に学び始めて、5年目となります。
最初の頃こそ、趣味のようにやっていたものでしたが、口コミで広がりあっという間にお仕事として活動していくことになりました。
その間に、占いを教えて欲しい、というお声がけをいただけるようになり、講師として活動も始めて講師業としては3年目になります。
おかげさまでオンライン・対面での鑑定人数は850名を超え、LINE登録者は3940名(2025年3月現在)、全講座生さんは継続・単発講座を合わせると100名以上になります。
もしかしたらもっといらっしゃるかも知れません。
数えきれないほどの方に囲まれてお仕事をさせていただいてきました。
その私が占い師・鑑定士として、講師として、私がずっと大切にしてきたことがあります。
今現在占い師として仕事をしているけれどなかなか収入につながらない方や、講師として活動したいけれど生徒さん確保に悩まれている方に、私が声を大にして伝えたいこと、大切にして欲しいと願っていることが「言葉の力」です。
受講された方、鑑定を受けてくださった方たちからも
心に響く言葉をたくさんいただきました。ゆみさんの言葉の選び方がすごい!
と嬉しいご感想をたくさんいただいています。
皆さんは言葉を簡単に扱っていませんか?
占い師・鑑定士、講師として最も大切にして欲しいこと、私の生徒さんには常々お伝えしていることをご紹介していきますね。
Contents
占いは「使い方」が大事!

皆さんにとって占いってどういう時に使うものだと感じていらっしゃいますか?
混沌とした毎日、不安や心配、焦りを感じていらっしゃる方が本当に多いと思います。
今占いは受けるのも学ぶのもブームになっていると聞きますが、それは皆さんのこういった心理状態が大きく影響しているのだと思います。
どう行動したらより良い人生になるのかという不安を抱えていらっしゃるからこそ、この先の進み方を教えて欲しい、と思われていらっしゃる方がクライアント様や生徒さんを見ていても多いように感じています。
自分の行動を決めるためにも占いに頼りたい、と思われるのでしょうね。
その使い方、めっちゃ良いです。
行動を起こすために背中を押して欲しい
そんなイメージではないかと思いますし、行動のきっかけにするには占いって本当に使えるツールだと私も思っています。
例えば、運気が良いからどんどん行っちゃいましょう!と言われたら、なんだかじっとしていることがもったいなく感じて、行動を起こしやすくなりますよね。
けれど、その行動の取り方全てを占いだけに頼っていませんか?
占いで言われたことだけを鵜呑みにしていませんか?
占いに頼るということは、その結果を告げてきた占い師の言葉に自分の人生を委ねていることに等しいことに気がついていらっしゃいますか?
委ねるというと大袈裟かも知れませんが、言葉というのはそれだけの力があるものなのです。
言葉は時間差で浸透する
ここで「言葉の力」についてお話ししたいと思います。
言葉をどう選ぶのかは、使う人の深層心理が出ていると思います。
そして、その言葉というのは届いた相手の心の奥底にまで沈み、時としてお守りのようになったり、または、刃のようになったりもしてしまうものだと感じています。
私の話を少し例に取ってご紹介していきますね。
私には子供が3人います。
私は長女の子育てには、悪戦苦闘しました。
私が出会ったことがなかった、いや、向き合ったことのなかった特性を持っていた子だったからです。
他人であれば避けて通れば良いでしょうけれど、親子ですからそうもいきません。
ましてや自分が産んだ子ですから、愛情もあるしなんとかしてあげたい!という思考も働きますのでとことん向き合うしかありませんでした。
毎日が必死で、あっという間に過ぎていきました。
けれど、私は娘に世界を広げてもらったとも同時に思っています。
私が他人であれば関わらなかったようなタイプだったからこそ、自分の正義は世界の正義とすら思っていた私にとって、肩の力を抜くこと、いろんな人がいるからこの世界は回るし、誰にとってもどこかに居場所があるものなんだと、気がつくことができたのです。
ある時、私が占いのこの仕事をするにあたり学んでいる折、師匠にこんなことを言われました。
娘の占い結果を見た師匠が
あ〜、この子は大変な子だね。きっと苦労したでしょう。
このタイプの子供を持つお母さんたちは、みんな決まって疲弊していたわ。
とおっしゃったんですよね。
私は確かに毎日が必死でしたけれど、私自身には「大変な子育てをしている」という自覚はなかったわけです。
けれど、その言葉をかけられたことによって
そうか、あれは大変だったと思うようなことだったのかも知れないな。
私は疲弊しまくっていたのかも知れないな。
と考えるようになり、気がつくと「娘=大変な存在」という等式が自分の中で生まれていたのです。
ある時、このことにふと気がついて、あれ?なんで私そんな風に思っていたんだろう?とその根元まで辿った時に
そうか、師匠にあの日言われたことが自分の中で知らないうちに深く根付いていたんだ!
と気がついたのです。
当てる占い師は簡単に誕生するのだ!
私の師匠にとって子育て自体がきっと「大変で苦労するもの」という深層心理があったからこそ、そういった言葉が無意識のうちに口から紡がれていたのではないかと思うのです。
けれど、何気なく言った言葉だったとしても、知らぬ間に届いた相手の奥底に入り込み、その言葉のフィルターを通して世界を見るようになる可能性もあるわけです。
私にとって娘の子育ては「過ぎたこと」で自分たちのこの先に大きな影響は与えませんでしたが、これが子育て真っ只中の私であれば、娘との関係に大きな影響を及ぼしていたかも知れないと思うとゾッとした出来事でもありました。
私は生徒さんに常々
当てる占い師にはなるな!
と言っています。
これを伝える大きな理由が2つあります。
1つ目は、当てることだけにフォーカスすることで言葉の紡ぎ方が無機質になる可能性が出てくるからです。
要するに、目の前にいる相手ではなく、占いの結果しか見ていないことになるからです。
そうなると、相手の心の奥底にあるものを汲み取ろうとするアンテナは立たなくなり、占いのキーワードだけを頭の中で羅列して、相手を【説得する】言葉だけを探すことになります。
占い好きの方にはイメージしやすいかも知れませんが、全く相手の言葉が胸に響かなかったわ〜なんて経験ありませんか?
それはきっと「当てる」ことだけにフォーカスしている占い師の方とお話しされたからだと私は感じますよ。
そして。2つ目。
実は、占いを当てることはめちゃくちゃ簡単にできてしまうのです。
当てようと思うなら【ネガティブな言葉を使う】ことを選択したら良いだけなのです。
人はどうしても「ない」ものに目を向けがちな生き物です。
ないもの、に目を向けていくことは自分の命の危険を回避するため、時には成長していくために必要な脳の仕組みでもありますので、それは仕方がないことなのですが、それを占い師が逆手に取る、ということです。
良くないことをイメージさせれば、聞いた本人がなんとかそれを回避しようと思って頭の中に強く印象として残るようになります。
その結果、何かそれらしいことが起きた時に
あ!これがあの人が言ってたことなんじゃないかしら…。
すごい、当たってる!
もっと悪いことが起こらないように、もう一度あの人にこの先のことを聞かなくちゃ!!
というループがいとも簡単に仕上げられてしまうわけです。
言葉は潜在的に作用する

師匠の言葉のように、自分でも気がつかないうちにその言葉に縛られ、気がつけばそれが自分の感情かのようになっていたりする、それが言葉の力です。
SNSにおいても、言葉(文字)で追い詰められてしまい人生を自分で断ち切ってしまう方がいらっしゃったりしますが、書いた本人は軽い気持ちで、その場の勢いで書いたかも知れませんが、受け取った方にとっては大きすぎる爪痕を残していることだってあり得るのです。
たかが言葉、されど言葉。
特に日本語というものには「祈り」が強く乗りますので、良くない感情は相手にダイレクトに届き、時として呪詛のような役割にもなりかねません。
【心得】言葉は相手に届けるものと肝に銘ずるべし
例えば、心配しているよ、というワード。
一見優しく思いやりのある言葉のように感じられるかも知れませんが、これ、自分の経験値だけで判断して、勝手に相手の力量を測って不安になっている、という状態なのかも知れない、って考えたことありますか?
心配する、ということは、相手の能力を信頼していない、という意味が含まれるわけです。
心配しているよ、と私の母もよく言いますが、それを言われるとありがたいなぁと思う反面
あぁ、私は心配されるようなまだまだ未熟な人間なのか
と気分が落ちることがあります。
もし本当にあなたが相手の状態を見て不安に感じるようなことがあるのなら、心配している、と声をかけることではなく、相手の不安が取り除けるように働きかけてあげたら良いのです。
前を向ける言葉を無理に紡ぐ必要はないです。
ただ笑って過ごせるような空気感にすることや、時にはただ黙って隣に座っていることだって良いかも知れません。
その時には心の底から「あなたなら大丈夫。」という信頼の気持ちを寄せるようにしてあげたら、言葉にしなくても伝わることは必ずあります。
鑑定士も同じです。
当てることだけ、にフォーカスしないこと。
相手の気持ちをひとつずつ汲み取り、相手が今必要なメッセージはなんだろうか、とアンテナを張り続けていきましょう。
そうすれば、必ず相手の心に良い形で残る言葉が紡げるはずです。
そしてそれこそが、占いを受ける最大のメリット、だとも私は考えています。
よし、明日からも頑張るぞ!
そういった気持ちでクライアント様を送り出せる鑑定士こそ、いわゆる「本物」だと思います。
言葉は人の心を闇に落とすことも、明るい光で満たすこともできる、諸刃の剣であることを、心に留めていただきたいと強く願います。
まとめ
私の生徒さんやクライアント様には、過去に別の方に言われた言葉に悩み、縛られている方も多くいらっしゃいました。
言葉で作られた心の重さは、自分一人ではなかなか気がつけないもの。
その重さを作ったのとは別の人の言葉で払拭してもらうことが一番早いです。
もしあなたにも思い当たることがあるのなら、この人の言葉なら前をむけそうだ!という方とお話ししてみられることをお勧めします。
そして、これは鑑定士でなくても心に留めていただきたいこと。
あなた自身も言葉を発する時、自分だけの目線で発しないように気をつけてくださいね。
これを聞いた相手はどう思うだろう、この言葉を受け取った相手が希望が持てるだろうか、その思いを胸に、言葉を紡ぐようにしてくださいね。
日本語は祈りの言葉。
良い祈りを紡いで、柔らかい気持ちになれるように過ごしていきましょう。