占いは専門性が必要?占術の選び方やどれがいいのかも解説!
占い師として活動していくには、専門性を持った方が良いですか?
私は普段、オンライン上で占術を使っての鑑定や講座を開講しています。
私の占術は多岐に亘っています。
数秘術・マヤ暦・四柱推命、そして、タロット・オラクルカードです。
そんな私のところに届くお問い合わせの中には
どの占術を学んだら良いですか?
どれか一本に絞った専門性が必要ですか?
占術の選び方は?
占術はどれがいいですか?
というものが多いです。
結論から言いますと
どの占術でも良い、好きだと思うものから学びましょう!
プロとして活動していくなら、占術はたくさんある方が絶対良い
ということです。
そこでこの記事でわかること
- どの占術を学んだら良いですか?
- どれか一本に絞った専門性が必要ですか?
- 占術の選び方は?
- 占術はどれがいいですか?
それらの理由について、こちらの記事で解説していきますね。
占いは専門性が必要?どんな特徴があるの?
一言に占いと言っても、それぞれに特徴があります。
専門性が必要かどうかについては、どの占術でも良い、好きだと思うものから学びましょう!
ただし、プロとして活動していくなら、占術はたくさんある方が絶対良いです!
簡単に言うと、占術によって得意・不得意がある、という感じですね。
今回は、私の扱う占術についてご紹介していきますね。
数秘術
日本で有名なカバラ数秘術。歴史が深く、ピタゴラスが体系立てたものと言われており、元々は学問として扱われていたものです。
世の中全てのものは数で現せ、数に支配されている、というのを基本概念としています。
・簡単な計算だけで導き出せる世界最古の統計学。
・個性や運気のバイオリズム、適職などを知ることが出来る。
・生まれた日にちだけでも、大体のことを見ることができるので、西暦を知らない人にも有効。
・幼少期、青年期、壮年期と分けると1200パターンもあり、細かく人を見ることが可能。
・世界で唯一の共通言語である数字。その数字の意味や成り立ちを根本から理解できるようになるため、普段の生活の中からでもメッセージを受け取れるようになる。
・人生のバイオリズムや個人の特徴を数字だけで解明できる分、読み解きにはコツが必要になる。
・周囲との関係性の相性などの判定には弱い。
・健康面などについては特化していない。
マヤ暦
今も謎の多いと言われているマヤ文明を築き上げた古代マヤ人。
マヤ人たちは独特なマヤ文字を生み出した文明を持ち、天文学や数学に長けていたため、星や太陽の動きから計算をして緻密なカレンダーを作り出していました。
そのカレンダーは、職種によって使い分けられており、神官や巫女さんのような存在だけに使用することが許されたカレンダーを使って、個性や運気のバイオリズムを読んでいくものです。
・【紋章】というものに個々や日々のエネルギーを置き換えるので、イメージがしやすい。
・周囲の人との関係性が読み解きやすいので、人付き合いの距離感などの参考にしやすい。
・グレゴリオ暦とは違う、独特な暦を使っているため、その暦を意識することで願望達成やシンクロニシティを叶えやすくなる。
・エネルギーが強い日などが一目で分かるため、無理しないで過ごすなど、自分の体調と照らし合わせていける。
・物事を始める日、告知に適している日、没頭するものを大切にする日、など仕事に活かしていくこともできる暦。
・自分だけの開運日を知ることができる。
・身体のウィークポイントを知ることが出来る。
・260パターンだけで構成されているので、細かく見るのは弱い。
四柱推命
中国思想が入っている占術で、占いの帝王、とも言われているものです。
陰陽説や五行説といった、世の中の真理が詰まったものです。
私自身、占術をたくさん学んできましたが、この陰陽説や五行説といった思想はどの占術にも通じるものがあり、四柱推命を学ぶことで全ての占術の概念や、物事の理解が深まるとも言えるものです。
・年代別で細かく読み解くことが出来るからこそ、腑に落ちると感じる人が多い。
・自分が陥りやすい感情や、苦手・好きな味覚の理由が分かる。
・自分が気をつけるべき身体のポイントを知ることができる。
・開運アクションを知ることができる。
・周囲の人との関係が読むことが出来るので、人間関係に活用していける。
・より細かく見るためには、出生時間や出生地まで知る必要がある。
・中国発祥の占いなので、漢字が多く難解なイメージを持たれやすい。
・詳しく見れるだけあって、読み解けるようになるまでには時間がかかる。
・空亡や天冲殺と言われるもののイメージだけが先行しているため、怖いというイメージを持つ人も多い。
・流派によって、出る答えが変わってしまう。
タロット
タロットは元々はカードゲームとして使われていたもので、18世紀ごろから占いとして使われるようになったものです。
歴史は浅いものとなりますが、知名度は高い占いになります。
イギリス版やフランス版などによって、多少の違いなどがあるものです。
・卜術(ぼくじゅつ)と呼ばれる占いで、今この瞬間のことを占うことができるため、命術で対応できない答えにも対応することができる。
・自分の気持ちや相手の気持ちを客観的に見ることに活用できる。
・自分の決断への後押しをもらえる。
・正位置、逆位置などがあるため、意味をしっかりと拾うことが大切になる。
・引く度に答えの変わる占いなので、人によっては信憑性がないと感じることも。
・あまりにも先のことは、占うことが出来ない。
・カードの浄化も必要になる。
家相(風水)・手相・人相
相術(そうじゅつ)と呼ばれる占いです。
手相や人相などは、その人の心情や状況に変わって刻々と変化すると言われています。
家相も含めて、自分が望む形に書き換えることが可能になる占術です。
・変わっていく占術だからこそ、自分の「今」の状況を推し量ることが出来る。
・自分の望む形に書き換えることできるため、自分から道を拓くことのできる「動」の占術である。
・これだけで占うことは出来ないため、命術とのセットであることが必須となるものである。
命術と呼ばれるものにはたくさんの種類があります。
西洋系、東洋系でも考え方が違っていたりしますが、まずは自分が興味を持ったものを学んでみるのがおすすめですよ。
占術の選び方やどれがいいの?
ご説明した通り、占術にはたくさんの種類があり、それぞれに特徴があります。
結論から言うと、専門性を持つよりも、多岐にわたる方が良いです!
簡単に見ることができるものは、占い中に「この人のことも見てもらえますか?」と言われたとしても、臨機応変に対応することができるでしょう。
ですが、その一方で簡単に出せるものというものは、お答えできることの幅が狭いというのが私が扱ってきて感じたことです。
また、悩みがあり、占いについて答えの糸口を見つけたいと思っている人にとっては、占い師がどんな占術を扱っているのかはたいしたことではないのです。
それよりも、自分の悩みにしっかりと応えてもらえるのかどうか、そちらの方が重要だったりするのですよね。
となれば、専門性を持つよりも、いろいろな占術を使って悩みに応えられる方が求められる占い師である、ということは想像できますよね。
その中でも、違う系統の占いが出来るとなお良いですね。
命術・卜術・相術などを組み合わせることが、占い師として活動していきたい方にとっても、どの角度からでもお答えできるぞ、という自身の源になってくれることでしょう。
まとめ
占いは専門性が必要?占術の選び方やどれがいいのかも解説!と題して紹介しました。
占術は専門性を持つよりも、違うタイプの占いを組み合わせることが大切です。
ですが、たくさん学びさえすれば良いのか、と言われたらそれも違います。
まずは、軸となる占術をしっかりと学ぶことを大切していきましょう。
占術の選び方やどれがいいのかということに対しては、自分にはこれ!という占いの軸となるものを見つけたら、それを中心として他の占術で肉付けをしていく、というイメージです。
自分の軸を持つ、ということはSNSでの発信をする時にも有効になりますよ。