もう悩まない!数秘術で読み解く「あの人」との上手な距離感!

「あの人はどうしてあんな言い方しかできないんだろう?」
「どうして私の言いたいことが伝わらないの?」
「なんで今そんなことしたの!?」
あなたはご家族や職場などの人間関係を通して、そんな疑問や不満を抱いたことはありませんか?
特に40代以上は家族や職場だけではなく、ご近所やママ友など人間関係がさまざまな形で交錯していく年代ですので、そういった悩みを抱えやすくもなるでしょう。
不満を感じたり、嫌悪感を持つということは生きていく上でエネルギー消費量も大きく、できればしたくないもの。
そういった不満や人間関係での大なり小なりのストレスが無くなるとしたら?
イメージするだけで、軽やかに毎日が送れそうに感じませんか?
実は、そのストレスを解消するのに「数秘術」が活躍してくれるのです!
生年月日は命あるものであれば必ず持っているもの。
そして、数字は唯一無二の『世界共通言語』でもあるのです。
数字の意味、メッセージを受け取れるようになるだけで、人間関係において生じる
「なぜ?」「どうして?」という感情は
「なるほどね」「あの人はその数字の人だからそうなるのね」
そう変換できるようになるだけでも、心がふわっと軽くなれる瞬間が訪れることでしょう。
今回は、私が鑑定士&講師として出会ってきた方たちや身近な人たちの話を元に、日常の人間関係において数字の力をどう活かしていけるのかをご紹介していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたの【人間関係の取説】が、きっと少し書き換えられて期待感が膨らんでいくことでしょう!
それでは、はじめていきますね!
Contents
数秘術って?占いじゃないの!?

数秘術は、生年月日をもとに各個人の特性や運気のバイオリズムを読み解くものです。
哲学者のピタゴラスが体系立てたと言われており、元々は学問として始まったものなので、統計学の要素が非常に色濃いのです。
だからこそ、ただ直感や感覚だけを頼りにする占いとはひと味違うのが特徴でもあります。
ピタゴラスは、こんな言葉を残しています。
「すべてのモノは数によって表され、数によって解明することができる」
この世にある万物、目に見えないエネルギーも含めて数に由来している、ということを言い切っています。
だからこそ、私たちの特性や人生のバイオリズムも「数」によって読み解くことができる、というわけです。
数秘術の歴史は深く、最も古い統計学、と言い切っている書物も存在しています。
数秘術は、歴史が深いことから多くの流派が生まれています。
「11」「22」などのゾロ目を使う数秘術を【カバラ数秘術】と呼び、日本で一番メジャーな数秘術占いと呼ばれているものはカバラ数秘術でしょう。
数秘術は、占いのように「当てる」ことを目的としているのではなく、自分の持って生まれた生年月日をもとに、自己分析をして自分の可能性や内なる性質に目を向き、人生をより豊かにしていくことに重きをおいているルールです。
あなたがどんな考え方をし、それをもとにどう行動するのか、どんな環境かで力を発揮しやすいのか「自分を知るための取説」が数字には隠されています。
それは同時に、あなたの周囲にいる「お付き合いのある人たちの取説&距離感」を探るためのツールでもあるのです。
数字はどこを見るべきなのか?
数秘術において、最も有名なのは生年月日をもとに、すべての数字を1桁ずつ計算して出すモノではないでしょうか?
例えば、1995年12月31日生まれの方の場合で見てみましょう。
1+9+9+5+1+2+3+1=31
この出た答えも数字が一桁になるまで足し算を繰り返します。
3+1=4 この方の数字は【4】となります。
そして、これ以外にも重視するのが「生まれた日」です。
数秘術の最大の強みは、生まれ年を知らない相手でも生まれた月日さえ知っていたら
「きっと、こんな人だろうな。こういう言い方をこの人にするのはやめておこう。」
ということが読み解けてしまう点です。
これは、他の生年月日を使う「命術(めいじゅつ)」にはない特徴で、数秘術を学ぶ最大のメリットであると私は考えています。
先ほどの例の方で言えば、31日生まれの方なので、3+1=4
なので、この方は非常に【4】としての要素が色濃い人、といった形で見ていきます。
数秘術【4】の特性が色濃いとは?

4は【安全・安定・固定】という意味を持つ数字になります。
安全に過ごすためには秩序を守り、ルールを重んじます。
きちんと順序立てて計画を練る数字でもあるので、失敗も少なく、また、誠実でもあるため社会において必要不可欠な人材でもあります。
真面目であるがゆえに、ユーモアに富んだ会話が苦手な一面もあります。
4の人との付き合い方のコツ
・計画を立てて進めたい人なので「適当にやっておいて」という曖昧な指示は出さないこと。
・新しいことを頼むときには、仔細に情報を渡すこと。
・スピード感だけを求めないこと。
きっちりやりたい!という気持ちが強いので、指示が抽象的であったりすることは苦手です。
具体性のある言葉で指示を出す、会話を進めるなどがこの数字の人には大切なポイントです。
数秘術3の特性

4の1つ前に当たる「3」を持つ人についてもご説明しておきましょう。
というのも、この2つの数字は特性がガラッと変わるので、その違いを感じてもらうのが面白いかと思うのです。
3は子供の数字、と数秘術では言われています。
そのため、いわゆる「子供らしい」特徴を持っているナンバーの人たちになります。
好奇心旺盛で、やってみたいと思ったことは即行動、集中力がありながらも飽きっぽい、怒られることが嫌いで、楽しい雰囲気の中で生活したい、と考えるナンバーです。
3の人との付き合い方のコツ
・とにかく褒める!褒めて伸ばすのが最も向いているナンバーです。
・「ちゃんとしてくれる?」「いい加減にして!」という言葉をかけないこと。
・一人で片付けさせないこと。
好奇心旺盛でアイディアも豊富。そのため、他の人が思い付かないような創造性を発揮することもできるナンバー。
だからこそ、この人を「型にはめる」ようにしないことがとても大切です。
実際にあった!数秘術で変わった人間関係

この上記の2つについて、実際にあった例をもとに、どう生活の中で活かしていくと良いのかをお伝えしていきますね。
事例① 数秘術「3」を持つ人たち
この子たちは、自由奔放さを持ち合わせているので、学校などの堅苦しい雰囲気は苦手です。
中にはおふざけをして先生に叱られることも多くなることでしょう。
そのことを周囲の大人が理解しないことで、「落ち着きなさい!」「みんなのようにちゃんとしなさい!」と叱り続けた結果、非常に人の目を気にしてしまうようにな理、気が散りやすくなってしまった子がいました。
ある程度は自由にさせてあげることがこの子の良さである、ということを親が理解するようになってから、徐々に明るさも出てきて、勉強にも集中することができるようになった、そんなご報告もいただいています。
また、数秘術3の子は自分の好きなものを「収集する」癖があります。
これは大人になってもなかなか抜けない癖なので、3の人たちは物が多くなりやすく、気がつけば多くのものに囲まれている状態になってしまいます。
「今」の自分にとって必要なもの、そうでないものの優先順位を一緒に考えていくことでモノが増えすぎることも回避できることでしょう。
また、好奇心旺盛がゆえに、そういった片付けの途中で違うことを始めてしまい余計に部屋が散らかることもあるので、要注意です。
事例② 数秘術「4」を持つ人たち
数秘術4を持つ人たちは、社会に出て非常に重宝がられる人材になります。
言われたことはしっかりとやり遂げようと思う「責任感」と「継続力」、そして、誠実な人柄も併せ持っているからです。
けれど、逆に「自由に」「好きなように」ということは苦手です。
私の知り合いに、「4」の特性が色濃い子がいます。
その子は、春が非常に憂鬱な子でした。
なぜならば、新しい先生のルール、新しいクラスの雰囲気に慣れるのに非常に時間がかかるからです。
これは「きっちりやらなければ」「間違えてはいけない」という真面目さが裏目に出てしまったパターンでした。
結果だけではなく、その過程も含めて親御さんには褒めてあげるように促してあげたところ、「ちゃんとやらなくちゃ叱られちゃう」という思い込みから解放され、少しずつですが春の憂鬱感も薄らいでいったという事です。
このように、周りが「ちゃんとする」ことを強いていなくても、持って生まれた特性によってはそうなってしまう可能性もあるのです。
その人がどんなナンバーを持っているかを知ることは、その人への対応の仕方を考慮する上で非常に有効であるのです。
数秘術を活かしていく上で一番大切なこと!

私は普段から講師や鑑定士として仕事をしています。
その中で出会う人には大きく2パターンに分かれています。
占術を使って出た結果が、自分が思っている自分とは違い、なんだかしっくりこない、そう感じたときに
- そんな私もいるのかも知れない!と素直に受け取れる人
- 私はそんな人間じゃないので、それは間違っている、と否定する人
この2つです。
前者のように「そんな私もいるかも知れない」と思える人には、自分の未来に可能性を感じ、新しい自分を模索するゆとりが生まれます。
自分と違う、しっくりこない、というこの「違い」や「ズレ」を一旦受け入れる器を人として持つことは、他者との「違い」を受け入れていく上でも非常に大切な視点となってきます。
人間関係で起こる多くのすれ違い・不満・は、この「違いの誤解」から生まれます。
違う、と感じるものを排除するのか、受け入れて理解し合おうとするのか、それだけでも人生の豊かさは格段の差が出ることでしょう。
数秘術は、あなたに“違いや自分の常識外のことを許す心の余裕”をくれるツールでもあるのです。
数字からのメッセージを生活に活かすために!

ここまでお読みいただき、数字に興味を持っていただけたのではないかと思います。
数字を知ることは、自分を知り、他者を知り、違いを受け入れる人生のツールとなるのです。
「数字の意味や成り立ちを知りたい!」
「自分のナンバーをちゃんと読み解けるようになりたい!」
そんなあなたには、私の開講している【数秘術講座】をオススメいたします。
数秘術講座では、丁寧に数字の成り立ちや意味からご説明し、各ナンバーの特徴、ナンバーのある場所によって表に出てくる特性の違いなどをしっかりと紐解いていきます。
講座が終わる頃には、日々の生活の中に「数字の力」を活かせるようになり、自分自身を整えて人生を歩んでいけるようになるでしょう。
数秘術を学ぶことは、“人生を再スタート”すること。
あなたの「できること」「向いていること」を、数字が優しく気づきを与えてくれます。
一緒に、人生をもっと軽やかで彩り豊かに、楽しい人間関係を育てていきましょう。