【タロットカード】やばいカードって何?悪い順番&ネガティブカードが出たときの対処法も解説!
タロットは、今の心理状態やこれから進むべき道へのヒントを得ていく占いです。
いろいろな意味を持つカードがあるからこそ、これから起きることへの決断になったり、後押しをもらえたりもするんですよね。
いろんなカードがあるからこそ、どんな時にも自分が望むような良い結果が出るわけではありません。
人生に置き換えても、全てにおいて良いことばかりの人がいないように、カードについても同じこと。
タロットカードにおいても、やばいカード、ネガティブカードと呼ばれるものも当然あります。
そのやばさ、悪い順番(ランキング)が気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では
- タロットカードのやばいカードって何?
- 悪い順番(ランキング)やネガティブカードが出たときの対処法
について紹介していきますね。
Contents
タロットカードのやばいカードって何?
では、タロットの中でもどれがやばいカードなのか?
あなただと、どんなカードに出て欲しくないでしょうか?
これまでやってきたことがうまくいかなくなる
彼の気持ちが変わってしまう
何をしてもうまくいかない、手応えを感じられない
そんなところでしょうか。
こういったことを表しているカードは存在しています。
大アルカナの中にもありますし、小アルカナにもあります。
例えば、世間一般の占い師さんが良くない、というカードには以下のようなものがあります。
13、死神
15、悪魔
16、塔
ワンド10
ソード3、5、8、10
ペンタクル5
カップ5
といったところでしょうか。
ですが、私は講座や鑑定でも悪い意味のカードはないと考えています。
私がそう考える理由についてご説明するには、まずタロットカードの基本を知っていただいた方が良いかと思いますので、まずはタロットの基本についてご紹介します。
ここからの説明は、タロット初心者でも扱いやすいと言われている【ライダー版】【ウェイト・スミス版】と呼ばれているもので説明していきますね。
タロットカードの基本を知ろう!
先ほども書きましたが、タロットには大きく分けて大アルカナと小アルカナに分かれています。
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚という構成で出来ています。
この大アルカナ・小アルカナというものはカードのコンセプトに違いがあります。
大アルカナは0番の愚者という青年が旅に出るところから始まり、21番の世界という人としての完成の祝福に向けて成長を辿るカードたちになります。
カード1枚1枚に描かれた絵に意味が込められており、その絵の意味を知ることが大切です。
もうひとつの小アルカナにおいては、ひとつひとつの絵に着目するというよりも、カードから読み取れるその中に織りなされているストーリーを拾うことが大切です。
小アルカナは大きく4つに分けられます。
トランプのハート、ダイヤ、スペード、クローバー、のような感じですね。
タロットも今でこそ占術として使われるカードですが、元はトランプと同様にカードゲームが始まりだったのです。
トランプでの4つと違いタロットでは、ワンド、ソード、カップ、ペンタクルと分かれているんですよ。
これをタロットでは「ソート」と呼んでいます。
このソートそれぞれに、火・風・水・土、という占術における意味・テーマを持っていて、そのテーマを踏まえた上でどういった情景を伝えているのかを汲み取っていくことも大切なのです!
文字だけで読んでも理解がし難いかと思いますので、1枚の例をご紹介しますね。
これは小アルカナ・ワンドの2というカードです。
この中央に立っている男性は、この地域一帯を収める領主・王様という立場の人です。
この男性は、この辺りを治めながら、なおも広く広大な土地を治めていきたい、という気持ちを持っています。
ワンドは火を象徴するカードで、火は情熱やエネルギッシュさを表していますので、ワンドの2のカードの男性から滲み出る情熱や向上心ともリンクしています。
簡単にだけ説明しましたが、こういった感じで絵からストーリーを繋いで、カードの意味を拾っていくんです。
なので、タロットでやばいと言われているカードは、絵柄の中に不吉なものが描かれていたり、良くないメッセージが絵に込められているもの、ということになるわけですよね。
また、タロットでは正位置、逆位置、といってカードの出た向きによって意味が変わるというものでもあるので、どんなに良い意味のカードだとしても、逆位置で出ることで悪い意味に転じてしまう、という可能性もあるんです。
悪いカードの意味を理解する!
そんなこと言ったら、良いカードなんてほんのちょっぴりってなっちゃうんじゃない?
タロットやっぱり怖いんじゃないの〜〜
良い悪いという一般的な意味だけを気にしていたら、タロットは「怖い」「やばい」「ネガティブ」な意味のカードがたくさんになってしまうわけです。
でも、どんな気持ちでタロットを引きますか?
今の現状がより良くなるように、という思いを込めて引くわけですよね?
そうなんです、良くなるためのメッセージを受けたりたくてカードを引くわけですから、一見悪く見えるカードの中にも、気付きもあるし、前向きになれる秘密も隠されているんです!!
悪い順番やネガティブカードが出たときの対処法も解説!
では、良くないカードが出た時、私ならどう読むかを先ほどご紹介した世間一般的に良くないと言われているカードを例にして解説しますね!
例えば、大アルカナの『悪魔』のカード。
これが出た時には自分が何かに囚われている、支配されている、自分の思うようにできない、欲にまみれている、といったようなネガティヴな意味が多く見受けられると思います。
この意味は、男女に鎖がついていて悪魔に捕えられている絵柄からきています。
中央にいる悪魔自体にも、いろいろな意味が含まれていますが、今回着目していただきたいのは捕えられている男女の鎖です。
鎖を頭から被ったかのように緩い状態になっているんですよね。
ということは、身動きが取れない、思うようにできないというのは自分の思い込みという可能性もあるということなのです。
少しだけ考え方を変える、自分も客観的に見てみるだけで今のあなたの状態はひっくり返すこともできるのです
といった気づきのメッセージを読み取ることができるはずなのです。
なので、このカードが本当に言いたいことは何なのかを読み取るだけの「俯瞰的な目」を持つことさえできれば、一般的に良くないと言われているカードが出たって気づきを汲み取れるようになっちゃう!ということなんですよね。
だから、いろいろやばいと言われているカードが存在していても、これが出たら絶対に良くないね、というものは存在しないと私は考えています。
なので、カードの悪い順番はありませんし、あなたの状況によっては世間一般で良いと言われているカードだって厳しいメッセージを含んでいる可能性だってあるのです。
全ては、読み取り手の解釈の仕方が重要なのです。
ポジティブなメッセージへの転換方法は?
巷で怖いと言われているカードが出た時に、どう捉えたら良いのか、そこが一番気になるところですよね。
これは、ポジティブな気持ちで安定した人から教わる、ことが一番です。
タロット鑑定を受けるにしても、学ぶにしても誰から聞くのかはめちゃくちゃ重要ポイントになってきます。
受けたい鑑定士さんや学びたい講師に出会えたら、その人が普段どんな言葉を使っているのかをしっかりとみるようにしましょう。
今はSNSブームなので自分の考えを文字にして発信したり、YouTubeなどで解説していらっしゃる方も占い師さんでもたくさんいますよね。
そういった場面場面で、その方がどんな言葉を使うのかを見ていると、その人の根底にある人間性が滲み出ていると思います。
相手の幸せを願って言葉を紡ぐ人なのか、自分の思うように相手を動かそうとするために言葉を紡ぐ人なのかが徐々に分かってくると思います。
他には、その人の話し方で心が和むかどうかも重要です。
あなたの居心地の良い言葉を使う人から学ぶこと。
そうすることで、その方の考え方に触れたり、その人が使う言葉のシャワーを浴びるような状態になるので、必然的にそういった思考に近づいていきます。
不安にさせるような言葉を選ぶ人、依存させるような言葉をかけてくる人には要注意ですよ!
まとめ
今回はタロットカードのやばいカードって何?悪い順番やネガティブカードが出たときの対処法について解説していきましたがいかがだったでしょうか。
- タロットカードのやばいカードって何?
- 私は講座や鑑定でも悪い意味のカードはない
- 悪い順番(ランキング)やネガティブカードが出たときの対処法
- 読み取り手の解釈の仕方が重要
先ほども述べたように、ポジティブな気持ちで安定した人から教わる、ことが一番ですので参考にしていただければ幸いです。
間違っても、不安にさせるような言葉を選ぶ人、依存させるような言葉をかけてくる人には要注意ですよ!