アニコミって本当に誰にでもできるの?嘘&怪しいのかも解説!

もしも一緒に暮らしてる動物さんたちと話せたら、気持ちが通じ合えたら、そう思ったことはありませんか?
その方法の1つに、アニマルコミュニケーションというものがあります。
アニマルコミュニケーションは、アニコミと略して言われることも多いですね。
どういったものかというと、動物たちと意識を合わせて彼らが感じていること、思っていること、考えていることを教えてもらうものです。
巷にはたくさんのアニマルコミュニケーターになるための講座が溢れています。
そういった講座紹介の中には、必ず誰でも動物さんと意識を繋げることができる、と書かれていたり、そう言われることも多いです。
でも、それって本当でしょうか?
嘘なの?怪しい?と疑問に持ちますよね。
本当に繋がれるようになるか不安、という方も多いでしょうね。
動物さんたちと誰とでも気持ちが交換し合えるために必要なことってなんでしょうか?
この記事では、それについてお伝えしていきますね。
Contents
アニコミってなに?

そもそも、アニマルコミュニケーションってなんでしょう?
動物さんたちと意識を合わせるとはどういうことでしょうか?
身近な動物さんと言えば、一緒に暮らす犬や猫さんたちのような子たちですよね。
例えば、一緒に暮らす子の目を見たら、何か言いたいことがあるんだな、と感じたりしませんか?
「どうしたの?お水飲みたいの?おやつ?」
そんな風に声をかけたりしますよね?
これもアニマルコミュニケーションの1つです。
相手の感情や思いを汲み取って、意思疎通を図れているからです。
こんな感じで、言葉や会話でコミュニケーションを取らなくても、それはアニコミができていると言えるのです。
なので、嘘でも怪しいでもなく、誰でもアニコミが出来るは本当、と言えます。
アニコミって会話ができることだけじゃない
アニマルコミュニケーションと聞くと、人間同士のコミュニケーションと同じように、言葉で会話ができると思っている方も多いと思います。
だからこそ、誰にでもアニコミはできる、と言われても信じ難いのだと思います。
ですが、実際には会話でコミュニケーションを取ることだけがアニコミではありません。
単語だけでメッセージが届く人、その子の感情が入ってくる人、その子の目線でのビジョンが入ってくる人、その子の背景にあるものが見えてくる、なんていうパターンなど、つながり方は人それぞれなのです。
会話のキャッチボールがアニマルコミュニケーションと思っている方は、こういった形での繋がりではダメだ、と否定してしまいがちです。
アニコミができている、と実感できるためには
どんなことも受け取ったものをその子からのメッセージ
として受け取れるかどうかが鍵となるのです。
アニコミをするのに大切な2つのこと
アニマルコミュニケーションをする上で大切なことが大きく分けると2つあります。
これができないと、どんな講座で学ぼうとも【アニコミはできていない】と思ってしまいがちです。
なので、その大切な2つについてご紹介していきますね。
大切なこと1つ目
自分の感じたことを否定しない
ということです。
動物さんの中には、私たちがびっくりするような答えをくれるケースもあります。
例えば、これは私が実際にお話しさせていただいた子との話です。
美味しかった食べ物はなんでしょう?というご家族からのご質問がありました。
好きだったものをお供えしてあげたい、という優しい気持ちからのご質問でした。
この質問に対してその子は私に、【ケーキ(スポンジのふわふわしたもの)】ということを伝えてくれたのです。
これをご家族の方にお伝えしたときに、その子が亡くなるその日、数年前にお亡くなりになられたご主人のお誕生日だったそうで、ケーキをその子と少しだけ一緒に召し上がられたんだそうです。
亡くなるとは思えないほどその日は元気だったので、「ケーキはまた今度にしようね」と、2口3口だけあげてやめてしまった、美味しかったならもっとあげたら良かった、とちょっと後悔していたのです、とおっしゃられていました。
その子は、きっとそんなお母さんの気持ちを汲んだ上で、ケーキ、という答えをくれたのだと思いました。
お母さんと食べたケーキが美味しかった、お父さんを思い出しながら食べたケーキが美味しかった、ほんの少ししか食べられなかったことなんて気にもしていない、そんなことを伝えたかったのだろうと思ったのです。
このケースでいうと、そんな答えが自分の中に降りてきたとしても、人間側からしてみたら
え、ケーキなんて犬がそんなに食べる?いやいや、おかしいよね。そんなわけない!
そう思ってしまう可能性もあります。
自分の受け取ったものをまずは一度しっかり受け止める、自分の感覚を信じる、ということがアニコミをする上ではとても大切なのです。
大切なこと2つ目
2つ目は
自分を整えること、です。
自分の感覚を信じて受け取るためには、まず自分を知り、自分を整えることが大切です。
自分を整えること=自分のありのままを受け入れること、です。
自分のことというのは案外、自分自身ではよく分からないものです。
自分のことが良くわかなくなる原因には、親や社会からの刷り込みが大きな影響を与えている場合も多々あります。
だからこそ、【自分を好きになりたい】【自分にできることはなんだろう】と模索する人も今は多いですね。
自分のことが分からないからこそ、どうしても他者と比べて自分の立ち位置を探ったり、他者のできることを目にしてはそれができない自分を見て落ち込んだりしてしまいがちなんですよね。
特に日本人は「ない」ものを数えがちです。
長所を伸ばすのではなく、短所を無くす、という教育がここに影響を与えているからでしょう。
けれど、完璧な人間など存在していないので、他者と比べたり自分の中に「ない」ものを探しても意味がないのです。
大切なことは、自分の中に「ある」ことを知って大切にすること、自分が心地良いと感じるものを知ることです。
そのためには、まずは自分自身を整えること、自分の内側に気持ちを集中させることが大切です。
整え方も様々ですので、自分に適した方法をまずは知りましょう。
多くのアニマルコミュニケーション講座では、瞑想することやグラウンディングをすることを推奨されていたりします。
自分の内側に意識を向ける、という練習ですね。
ですが、自分自身の感覚を信じられない人は、グラウンディングや瞑想がこれでやれているのか?と不安になる方もいらっしゃいますし、想像することが苦手な方にとっては誘導瞑想などでもイメージが湧きにくく、逆に落ち込んでしまう方もいらっしゃいました。
そういった方におすすめなのが、私がアニマルコミュニケーションができるようになったきっかけになった、占術を学ぶ、という方法です。
占術を学ぶと自分を知れる

自分の感覚を信じる第一歩は、自分という人間を知ることだ、とお伝えしました。
私もかつては自分の感覚を信じることができない人でした。
自分の感情を人に話すことで、否定されたりすることも経験として多かったので、自分の気持ちを言葉にすることが苦手でした。
自分の感情に蓋をしていくうちに、湧き上がる感情は見ないようにして、降りてくる自分の感覚や直感自体を否定するようにもなっていきました。
そんな中で出会ったのが占術でした。
それまでの「自分」と思っていたものとは全く違う結果に違和感を感じながらも、自分以外の家族のことはドンピシャで当てはまるのを聞いた時に、もしかすると私も本当はこういう部分があるのかもしれない、と初めて自分を客観的に見られるようになりました。
自分を客観的に見られるようになってから、自分にもこんなところがあるのかもしれない、自分にはもっと違う可能性もあるのかもしれない、自分の中に「ある」可能性を占術を通して目に見える形(占い結果)で信じられるようになったことは、私の中で大きな変化でした。
占術を学んで、自分を整えられていたからこそ、アニマルコミュニケーションを学んだ時にも「自分を信じる」「自分の感覚を受け止める」という師匠の教えもすんなり入ってきたのだと思っています。
アニコミができるために必要なこと

ここまでご説明してきた通り、アニコミは誰にでもできるようにはなりますが、そのためには
自分を知り、自分を整えること
がとても大切です。
グラウンディングする、瞑想する、自己啓発的なことを学ぶ、などもその方法の1つでしょう。
私は、目に見えた形で自分自身を客観的に見ることができる占術も、自分を知る・整えるために必要なツールの1つだと思っています。
自分の中にあるものを知り、自分と他者を比べる必要がないことを知る。
これは、家族においても同じです。
自分を尊重するということは、他者を、家族を尊重することにも繋がっていきます。
いろんな人がいることが「当たり前」と目に見えた形で知ることで、自分の感覚を人と比べる必要がない、自分の感覚を信じていけば良い、と腑に落とせることでしょう。
そうしていくうちに、降りてきた直感やメッセージを否定することなく受けいられるようになっていきます。
アニコミ大切なこと、それは生まれ持った才能でも技術でもありません。
自分を知り、ありのままを受け入れるという感覚を落とし込むことです。
特に頭で考えてしまいがちな方は、目に見えた形で自分を知れる占術を学んでみられると良いですよ。
占術の選び方
直感をとにかく鍛えたい方には、カードリーディングがおすすめです。
タロットやオラクルカードなどがその代表的なものとなります。
自分を知り、自分の中にあるものをまず客観視したい、という方には「命術(めいじゅつ)」と呼ばれる生年月日を元にする占術がオススメです。
その中でも、自然哲学思想を取り込んだ四柱推命やマヤ暦は本来の自分に帰ることが無理なく入ってくる占術だと思います。
自分という存在は唯一無二であると知れ、さらに、自分は一人では生きていけないことを優しく教えてくれる占術です。
そして、何よりも大切なのが、どんな言葉を紡ぐ人から学ぶのか、ということです。
言葉を大切に扱う人から学ぶようにしましょう。
まとめ
あなたの大切な家族の一員である動物さんたちと気持ちを繋ぎ、心を通わせることは必ずできるようになります。
ただ闇雲に練習するのではなく、まずは自分の内面を整え、自分の直感を素直に受け取り、ジャッジしない思考を手に入れるようにしていきましょう。
ご自身にあったやり方を、ぜひ見つけてみてくださいね。
占術を学びたい方には、私もいくつか講座を開講していますのでぜひご参考になさってくださいね。